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QBウェンツを控えにするつもりのないイーグルスHCペダーソン

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フィラデルフィア・イーグルスとクオーターバック(QB)カーソン・ウェンツとの間のいわゆる“婚姻”が揺らいでいる。しかしながら、ヘッドコーチ(HC)のダグ・ペダーソンは、現地27日(日)に実施されたシンシナティ・ベンガルズ戦を23対23の引き分けで終えた後も、スターQBをベンチに控えさせてルーキーQBのジェイレン・ハーツを代わりに先発させる気は毛頭ないと主張した。

月曜日の朝にペターソンHCが地元のラジオ番組に出演した際、次のように話したと『NBC Sports Philly(NBCスポーツ・フィリー)』のデーブ・ザンガロが伝えている。

「そういう判断をするつもりはない。それはあまりにも短絡的で、周りの雰囲気に流されているだけの反応になる。内部ではその必要はないと思っている。これからも良くなっていくし、カーソンこそわれわれのQBだ」

シーズンの開幕とともにウェンツが苦戦している様子は、あらゆる側面で現れている。3試合連続で2つ以上のインターセプトを喫したのはキャリア初であり、イーグルスは0勝2敗1引き分けという戦績でシーズンをスタートさせた。過去3シーズンでは通年で7回しかインターセプトされていないウェンツが、今シーズンはすでに6回を記録している。全QBの中で7つのターンオーバーは、マンデーナイトフットボールを控えた時点で今シーズン最多となる。3試合連続でパサーレーティンが75以下となったのもウェンツのキャリアで初めてのことだ。

お粗末なオフェンシブラインやレシーバー陣のトラブルは確かに課題ではあるが、それだけがウェンツの問題の根本的な要因ではないといえる。プロ5年目を迎えるウェンツの読みはことごとく外れ、プレーを切り替えるタイミングも分からないようだ。おぼつかないフットワークが散見され、パスの精度は非常に悪く、凡ミスが目立つ。

前の週で大きな打撃を受けていた相手ディフェンスを切り抜けられなかったことは、ウェンツの評価をさらに下げた。日曜日は47回中29回のパスをつないで225ヤードを稼ぎ、タッチダウンとインターセプトを1回ずつ記録し、パサーレーティングは62.8となっている。2017年にMVP候補とまで言われた活躍を見せた後の2年間はけがに苦しみ、負のスパイラルに陥った。だが2020年に至っては、単純に下手になっているとしか言いようがない。

これだけ苦戦を強いられているにもかかわらず、ペダーソンは先発QBを変える気はないようだ。

2019年の大型延長契約によって、イーグルスはウェンツに縛りつけられている。2021年にウェンツをカットした場合、5,900万ドル(約62億2,000万円)ものデッドマネーが発生するからだ。ゆえに、イーグルスファンがどれだけ不満の声をあげようとも、ウェンツがチームを去ることはない。

これからも自分でプレーコールを行い、立て直しを図りたいとペダーソンHCは後になって記者たちに話している。

「私はプレーコールの仕事を気に入っている」とペダーソンHCは『Philadelphia Inquirer(フィラデルフィア・インクワイアラー)』に話した。「手放すことは考えたこともない」

ペダーソンHCが月曜日の朝に明かしたのは、ウェンツとプレーコールに対するコミットメントだけではなかった。

オーバータイムでゲームクロックは19秒、第4ダウン残り12ヤードとなっていた場面で、引き分けを保証するパントに逃げるのではなく、もう1プレーねじ込むべきだったと、スーパーボウルの優勝経験を持つペダーソンHCは認めた。試合直後にはこの判断を擁護していたペダーソンHCが、一夜明けて心変わりしたようだ。

「でも振り返ってみると、私はおそらく他の道を選んでいただろう」とぺダーソンHCは話している。

ペダーソンHCの次の心変わりが先発QBに向けられる前に、ウェンツはプレーが好転することを祈るべきだ。

【R]

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