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テイラーさん射殺事件への大陪審の判断に“正義”の欠如を叫ぶレイブンズ選手

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現地23日(水)にケンタッキー州の大陪審がブリオナ・テイラーさんの死についてルイビル警察の罪を問わなかったことに対して、複数のNFL選手たちが不満を示した。これを受け、ボルティモア・レイブンズの選手らも木曜日に同じ立場を表明している。

大陪審によって起訴されたのは、免職された警察官のブレット・ハンキソン1人だけで、それも3月13日(金)の強制捜査中にテイラーさんの近隣宅に発砲し、無謀な行為により周囲を危険にさらした容疑によるものだった。

2019年のMVPであるレイブンズのクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンは、チームとして大陪審の判決について話し合ったわけではないと記者たちに伝えた上で、次のように判決に対する失意を語った。

「昨日のことについてはまだ話し合っていない。今朝起きたとき、彼女が公平に扱われていないことを俺はソーシャルメディア上で知った。世の中にはその資格がないのに正義を得ているやつらがいっぱいいるんだ。しかも、ブリオナ・テイラーさんをはじめとする俺たち黒人の命よりも大切かのように、いつまでもそれが取りざたされる。狂ってるよ。俺たちにとって深刻な問題はいつだって正義になることはない。言論の自由があるべきアメリカに、自由の国にいるんだ。それなのに俺たち黒人にとってはそうでないと感じることがよくある」

ルイビル大学のスター選手として活躍し、2016年にはハイズマン賞を贈られているジャクソンは、街の“素晴らしい善良な人々”に向けて語った。

「街のためだけに市民のみなさんが大変な思いをしているのは知っている。小さい街だ。正直に言って彼らが経験していることは分からない。それでもたくさんの人の家族が心を動かされたはずだ」

8月27日に出した声明の中でレイブンズは、26歳の黒人女性テイラーさんを死なせた警察官を起訴することを組織の目標として掲げていた。この声明ではケンタッキー出身のミッチ・マコーネル共和党上院議員に対して、ジョージ・フロイドさんの名前を冠する包括的な警察改革法案を上院の議会で採決に持ち込むよう要求している。

「個人的には最悪だと思う」とレイブンズのセーフテイー(S)チャック・クラークはコメントした。「だって、あの警察官たちが逮捕されることは、チームとして声明の中で最初に挙げたことだ。あの判決を聞いて正義がまったくないと感じたよ。まるで俺たち――レイブンズだけじゃなくてこの国の全ての人々のことを言ってるんだ――が彼女をあの状況で失望させてしまったようなものさ。誰かが家の中で寝ている間に、無防備な状態で射殺されることが許されてしまったんだ。俺たちが彼女の期待を裏切ったも同然だよ。この状況や昨日の判決と向き合っている彼女のご家族に祈りを捧げる」

【R】

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