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敗戦後の年齢的な批判に対してコメントするQBブリーズ

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NFL
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41歳となったニューオーリンズ・セインツのクオーターバック(QB)ドリュー・ブリーズにも、ついに年齢にあらがえない時期がやってきたか。

これは閲覧回数を増やすのにはうってつけの見出しではあるが、実際にマンデーナイトフットボールでのパフォーマンスは、とうとうブリーズの能力も衰えを見せ始めたのではないか、と思われても仕方のないものだった。ブリーズは38回中26回のパスを成功させて312ヤードとタッチダウン1回をマークし、レーティングは91.1となっており、リーグ全体の基準は十分に満たしている。しかしながら、ブリーズ自身も無理をしたと後に認めているパスに対するインターセプトは見苦しいものだった。加えて『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によると、パスアテンプトあたりの飛距離は5.5ヤードを切っている。元QBペイトン・マニングが2015年に見せた姿にブリーズを重ね合わせた人も少なくないのではなかろうか。

2人ともプロフットボール殿堂入りはほぼ確実だが、マニングが最後の年を迎えるころには、毎年記録を更新していたパッサーとは思えないほどの衰えぶりだった。マンデーナイトでのブリーズも以前からはほど遠い姿のように思われた。

しかし、予想通りブリーズは年齢による影響をまったく問題視していない。

「調子はいいよ。順調だ」と現地23日(水)にブリーズはビデオ会議で記者たちに話した。「ギリギリ最高」

「試合後に出されたスタッツの中に、パスアテンプトあたりの飛距離みたいなのがあったけど、俺は大抵のスタッツは気にしていない。これもそのうちの1つさ。結局のところ俺にとって大切なのは、チームを成功へと導くことに集中し、ランゲームでもパスゲームでもいい判断をして、ベストなプレーをするために俺の実力に課されたことをやるだけだ。そして俺たちがボールをうまく扱う能力を発揮して得点し、勝利に向けて邁進する」

「こういうことに俺は集中しているんだ。やり方はどうでもいい。本当にそう思っている。俺はただフットボールの試合に勝ちたいだけだ」

ブリーズがワイドレシーバー(WR)のマイケル・トーマスを欠いていたことを掘り下げてみるのは、非常に重要なことだ。

2016年以降、トーマスが出場している試合でのブリーズの記録は40勝18敗、パス成功率72.4%、1回のパスアテンプトにつき平均7.9ヤード、タッチダウン/インターセプト比率は121対29、そしてパサーレーティング109.2となっている。逆にトーマス不在の試合は0勝2敗、パス成功率64.6%、1回のパスアテンプトにつき平均7.2ヤード、タッチダウン/インターセプト比率は1対4、パサーレーティング69というスタッツだ。

これはまずい。

ブリーズの期待値に対する実際のパス成功率との差(CPOE)における責任の一端は、おそらくトーマスの不在ではないだろうか。2019年に+6.3%だったその数字――ちなみに手術を必要とした指のけがを負った後――は現在2試合終わったところで-8.4%となっている。現時点でブリーズよりも低いCPOEをマークしているQBは、フィラデルフィア・イーグルスのカーソン・ウェンツ(-8.8%)とワシントン・フットボール・チームのドウェイン・ハスキンズ(-10.6%)だけだ。ブリーズは明らかにマイナス傾向にある。

トーマスがいたなら短いパスをつなぐパッシングゲームが功を奏しただろう。なぜなら、10ヤード以内のターゲットになることは、トーマスが1シーズンでのキャッチ記録を2019年に塗りかえる大きな要因となったからだ。そして今のブリーズにその頼れる選択肢はなく、相手ディフェンスの少なくとも1人はそれに気がついていた。

「今いるメンバーとシステムに俺は自信を持っているし、それで軌道修正できると思っている」とブリーズは話した。「パッシングゲームの精度においては、俺たちは常にリーグの中、いや恐らくNFLの歴史の中でもトップクラスであり続けた。そのレベルに戻るにはそう時間はかからない」

2020年のブリーズのタッチダウン/インターセプト比率は3対1となっており、2週間が終わってチームは1勝1敗となっている。だが今は、シーズン前に多くの人がNFC地区の優勝候補と見込んだ姿とは大きくかけ離れた有り様だ。この先トーマスが万能薬となるかもしれない。あるいは前兆を目の当たりにしているだけなのか。

【R】

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