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ブロンコスHCファンジオ、タイムアウトを使い切らなかった理由を説明

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現地14日(月)の夜、デンバー・ブロンコスのヘッドコーチ(HC)ビック・ファンジオは3回のタイムアウトを保持したまま、敵が勝利につながるフィールドゴールを決めるのをサイドラインから眺めていた。

テネシー・タイタンズのキッカー(K)スティーブン・ゴストコウスキーはこの試合ですでに3回のフィールドゴールアテンプトをすべて外していたが、ベテランのKは残り17秒のところで25ヤードのキックを決めた。これによってタイタンズは2点勝ち越しとなり、残り時間からいってブロンコスは多くて3回のプレーでフィールドの大半をカバーしなければならなかった。

結局ブロンコスは追加点をあげることなく16対14で敗戦。ファンジオが最後のプレーの直前に続けて取った2回のタイムアウトは、単純に時間がなくなったことによりフィールドゴール圏内から大きく外れたところで使われる。残っていた1回はロッカールームに持ち帰ることになった。タイタンズにとって決定打となるドライブの間に、ファンジオがタイムアウトを使って時間を稼いでいたなら、状況は変わっていたかもしれない。

ファンジオはこの負け試合の後に自身の言い分を説明しようと試みた。

「あの時は2つの要因があった」とファンジオは『Denver Post(デンバー・ポスト)』に話した。「1つは、フィールドゴールを蹴るKはこれまでに明らかに不調だったわけだから、ドライブをこれ以上のばして近づけたくなかった」

「そして残りのタイムアウトも使うつもりだったが、ランニングバック(RB)がアウトオブバウンズに出て、2回目のタイムアウトを取ろうとしたところでインコプーリトとなるパスを出してしまったんだ」

13回のプレーで90ヤードを稼いだタイタンズのドライブは残り3分5秒から始まり、サードダウンコンバージョンは1度もなかった。最初の第3ダウンのアテンプトが始まった時点でゲームクロックは残り30秒を切っていた。

残り1分28秒、RBデリック・ヘンリーによる13ヤードのランでタイタンズはブロンコスのレッドゾーンに入る。それでもブロンコスはプレーの間に時間が経っていくのをただ見ているだけで、ベテランクオーターバック(QB)のライアン・タネヒルは50秒を切るのを待ってからスナップを行った。4ヤードをランで稼いだヘンリーは、次のプレーでアウトオブバウンズに出て時計を残り31秒のところで止めるという賢い動きに出た。そこでタイタンズは1回目のタイムアウトを取る。その後1プレーを挟み、ゴストコウスキーが放ったチップショットは見事にゴールポストの間を貫いた。

『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』の勝率測定法によると、タイタンズの勝率は、勝利へのドライブに向けてボールを取り返す前に上昇した。第3ダウン残り8ヤード、タイタンズ陣42ヤードのところでブロンコスのQBドリュー・ロックがパスを失敗したのを受け、ブロンコスのポゼッションとなった時点では24%だったタイタンズの勝率は40%に。ゴストコウスキーの25ヤードキックのためにスクリメージラインに並んだ時には88%にまで上がっていた。

残り時間も少なく、開幕戦では明らかにリズムを崩していたKとあって、ファンジオは最後のタイムアウトで彼に追い打ちをかけようとするのではなく、ただ傍観することを選択した。結局そのタイムアウトは時計がゼロを示すまでの間に使われることはなかった。タイタンズの勢いは確率表の上で明らかになり、数秒後にはスコアボード上にもそれが現れた。

16週あるシーズンは短距離走ではなくマラソンのようなものだが、ブロンコスの今後の戦績によっては、この黒星が後になって予想以上の痛手となるかもしれない。

【R】

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